産後うつの概要
産後うつとは?マタニティブルーズとの違い
マタニティブルーズとは、妊娠中や出産後に生じる漠然とした不安や落ち込みのこと。出産後2週間程度で自然に治ることが多いです。多くの方が経験すると言われています。
産後うつとは、分娩後数週間〜数ヶ月後にあらわれる極度の悲しみや気分の不調などの鬱状態のことを指します。マタニティブルーズとは違い、自然治癒することはなく治療が必要となりますので、このような症状が2週間以上続く場合は医療機関を受診したほうがいいでしょう。
産後うつになりやすい人
- 完璧主義
- 過去にうつ病などの精神的な病気にかかったことがある
- 離婚/死別や、家族との関係がうまくいっていない
- 周囲のサポートを受けることができない
- 妊娠に関連した問題を抱えている
- マタニティブルーズがあった
ちなみに私は上記のうち5つ当てはまっていました。
妊娠中、産後うつに陥らないように意識したこと
先ほども述べたように、私は完全に産後うつになりやすい人でした。
産後うつに陥らないために行った対策をいくつか紹介したいと思います!
産後うつについて知識をつけておく
敵を知り己を知れば百戦危うからず…『孫氏』の一節ですね。
私は産後うつになりやすい人。
己を知っているので、あとは敵を知るのみ。
産後うつについて知識をつけておくことは、産後うつにならないためにとても大切だと思いました。
産休中に暇な時間がある方はぜひ調べてみてくださいね。
産休中の過ごし方について投稿しているので、是非そちらもご覧ください!
事前に地域支援について調べておく
どの市区町村であっても産後支援がいくつかあると思います。
産後はただでさえ赤ちゃんのお世話で時間が取れませんし、
もし産後うつになってしまった場合、その状態で地域支援なんて調べないと思うんです。
なのでまだメンタルが安定している妊娠中に地域の産後メンタルケアサービスを調べておきました。
備えあれば憂いなしです☺︎
産後、産後うつに陥らないように意識したこと
完璧主義をなくすこと
私は完璧主義なところがあり、思い通りに事が運ばないとイライラしてしまう、とても面倒な生きづらい人間です。これが自分のメンタルを不安定にしてしまう要素だともわかっています。
子育てって思い通りにいかないものですよね?
このままでは子育てがさらに辛くなってしまう、産後うつになってしまうかも…
そんな思いはしたくないので、完璧主義をなくそうと意識していました。
子育ては予測不可能!1日60点で過ごせれば合格!完母にこだわらない!というモチベーションです。
睡眠時間の確保
できるだけ、赤ちゃんが寝たらお母さんも一緒に寝ましょう。
これよく聞きませんか?
寝不足はメンタルがやられる大きな原因。
なので私はとにかく寝ました。寝過ぎて寝れないくらい、赤ちゃんと同じくらいの睡眠を取りました(笑)
そのおかげか、夜中赤ちゃんが泣いて起きたとしてもそこまで辛くなかったです!
頼れる人はとことん頼る
私は里帰りで母親のサポートを受けることができたので、育児以外の家事は母親がやってくれました。
とてもありがたいことです。
育児に関しても、私はわからないことだらけ…
全部自分でやらなきゃいけないという思いを捨て、すぐに母親に助けを求めました。
積極的に人と関わる
新生児期は家に籠もりっきりになりますよね。友達に会うのも難しく、塞ぎ込んでしまいがちな時期です。
里帰りしているとはいえ、両親は共働きなので日中は家に一人でした。
なので、友達と電話したり家に招いたりして、人と関わることを心がけていました。
笑顔でいること
笑うと心が晴れやかになりますので、辛い時は無理やりにでも口角を上げていました!
結構効果ありです。
息抜きを見つける
- 授乳中にドラマや映画をみる(赤ちゃんの観察も忘れずに!)
毎回の授乳が楽しみになります
- ささっとつくれるお菓子作り
私はスコーンやプリンなど工程が少なく簡単にできるものを作っていました。
簡単スコーンレシピはこちらをクリック♪
- 抱っこしながらスクワットなど軽い運動をする
運動はリフレッシュになります!産後の体とよく相談しながら行っていました。
- 赤ちゃんとお散歩など、数分でも外にでる
外に出るのは億劫に思ってしまいがちですが、
髪ボサボサノーメイクでもいいからと外に出ることを意識していました。
泣き止まない時は諦める
おっぱいもミルクもあげた、オムツも変えた、
環境は暑すぎず寒すぎず、赤ちゃんの体温も問題なくぐったりしていない
なのに泣き止まない…
何で泣き止まないの!とイライラしてしまうと自分の心に悪影響ですし、赤ちゃんにもその感情が伝わってしまいます。
そんな時はもう諦めて、赤ちゃんを安全なところに置いて、少し心を落ち着かせます。
栄養のある食事やサプリをとる
とくに意識したのはタンパク質、鉄分、DHA.EPAをしっかり摂取すること。
これらはどれも不足すると心身の不調、産後うつへ繋がってしまうものです。
鉄分やDHA.EPAは食事からの摂取では不十分になりがちなので、サプリメントで補ったりして栄養面にも気を使いました。
まとめ
いかがでしたか?
ポジティブ人間だから、私は産後うつにはならないだろう!と思っている方がいたら危険です。
誰しもが陥る可能性のある産後うつ、しっかり対策して心穏やかにハッピーに育児生活を送りましょう!